ヨーロッパで暮らした経験から、オーガニック文化に興味を持ち、有機野菜や食品を独自に研究してきました。現在は精密栄養学カウンセラーとして活動中。Webライター歴10年の経験を活かし、公式情報や研究資料をもとに、有機野菜・食材宅配・農薬・添加物・海外のオーガニック事情を分かりやすく発信しています。
ビオ・マルシェを利用する場合、2026年8月時点では、4種類の野菜セットが1回2,790円~3,340円(税込)。
自社便で野菜セットを毎週1回、4週間利用するなら、年会費を月割りして考えると月額の目安は約11,243円~13,443円となっています。
ただし、実際の料金は、
- どの野菜セットを選ぶか
- 単品の商品をどのくらい追加するか
- 自社便かヤマト宅急便か
- 冷凍商品を注文するか
- 北海道・沖縄への配送か
などによって変わります。
そのため、「野菜セットが3,000円くらいだから、月1万円前後」と単純に考えるより、年会費や送料、追加商品の値段まで含めて確認したほうが実際の支出をイメージしやすくなります。
いきなり定期宅配を始めるのが不安な場合、ビオ・マルシェには初回限定のお試しセットもあります。現在の価格は旬の有機野菜8~9品目で1,500円(税込)で、定期購入ではありません。
まず野菜の量や内容を見てから判断したい方は、現在の受付状況を確認してみてください。
ビオマルシェの料金体系を最初に整理
ビオ・マルシェでかかる主な費用は、次の3つです。
| 費用 | 金額・内容 |
|---|---|
| 商品代 | 注文した野菜セット・単品商品の代金 |
| 年会費 | 990円(税込) |
| 送料 | 配送方法・注文内容・地域によって異なる |
ビオ・マルシェは2026年4月10日更新分から年会費を5,500円から990円へ引き下げました。会員資格は1年ごとの更新で、更新時に990円がかかります。
990円を12か月で割ると、1か月あたり約83円です。
したがって、ビオ・マルシェの料金を考えるときは、
「商品代+送料+月約83円の年会費」
という形で考えると分かりやすいでしょう。
ビオマルシェの野菜セットの値段
2026年8月15日時点で、ビオ・マルシェには4種類の野菜セットがあります。
| 野菜セット | 内容 | 1回の価格 |
|---|---|---|
| ゆうきだいすきセット | 野菜・果物など8~9品目、使い切りサイズ | 2,790円 |
| 多菜セット | 葉菜・果菜・根菜を中心に8~9品目 | 3,290円 |
| フルーティーセット | 野菜+果物7~9品目 | 3,290円 |
| いきいきセット | 野菜・果物7~8品目+平飼いたまご6個 | 3,340円 |
すべて税込価格です。
一人暮らしなど、少量ずつ使いたい場合は「ゆうきだいすきセット」、野菜をしっかり使う家庭なら「多菜セット」、果物も欲しい場合は「フルーティーセット」というように選べます。
野菜セットだけなら月々いくら?
自社便を利用し、4週間連続で野菜セットを注文した場合の目安は次のとおりです。
年会費990円を12か月で割った約83円も加えています。
| セット | 4週間の商品代 | 年会費月割り込みの月額目安 |
|---|---|---|
| ゆうきだいすきセット | 11,160円 | 約11,243円 |
| 多菜セット | 13,160円 | 約13,243円 |
| フルーティーセット | 13,160円 | 約13,243円 |
| いきいきセット | 13,360円 | 約13,443円 |
つまり、ビオ・マルシェを「毎週届く有機野菜セット」として利用するなら、月1.1万~1.35万円程度が一つの目安になります。これは4週間を1か月として計算した試算なので、配送回数が5回になる月などは金額が変わります。セット価格は現在の公式価格を使用しています。
セットの種類による価格差は最大でも1回550円です。
そのため、単純に一番安いセットを選ぶより、「毎週どのくらいの量なら使い切れるか」で選んだほうが無駄を抑えやすいでしょう。
ここまでの料金で予算に収まりそうなら、次は自宅で利用できる配送方法や現在の入会条件を確認すると判断しやすくなります。
野菜以外の商品を追加すると料金はいくらになる?
ビオ・マルシェは野菜だけのサービスではありません。
牛乳、卵、納豆、米などの食品も一緒に注文できます。プロジェクト資料でも、野菜だけでなく肉、魚、乳製品、調味料など幅広い商品を扱う宅配サービスとして整理しています。
現在、新規登録画面で確認できる定番商品の通常価格と、毎週お届け登録サービスの5%OFF価格は次のとおりです。
| 商品 | 通常価格 | 毎週お届け登録 |
|---|---|---|
| 平飼いたまご6個 | 516円 | 490円 |
| 有機バナナ500g前後 | 443円 | 420円 |
| 木次パスチャライズ牛乳1,000ml | 443円 | 420円 |
| 有機納豆40g×2 | 268円 | 255円 |
毎週お届け登録サービスでは、対象の定番商品を通常価格から5%OFFで購入できます。
たとえば「いきいきセット+牛乳+納豆」を毎週注文する場合、
3,340円+420円+255円=4,015円
です。
4週間なら16,060円。年会費の月割り約83円を加えると、月約16,143円になります。
野菜だけでなく、牛乳や納豆など普段スーパーで買っている食品まで宅配へ置き換えると、その分だけビオ・マルシェへの月々の支払額は増えていきます。
ただし、これは単純な「追加出費」とは限りません。
それまでスーパーで購入していた牛乳、卵、米などをビオ・マルシェへ置き換える場合、家計全体ではスーパーで使っていた食費が移動する形になります。
ビオ・マルシェの料金を家計と比較するときは、宅配料金だけを見るのではなく「現在スーパーで1か月いくら食材を買っているか」と比較すると判断しやすいでしょう。
お米も注文すると月2万円を超えることもある
お米もビオ・マルシェで購入できます。
現在のお米会員価格は次のとおりです。4週間に1回の定期配送で、通常価格から5%OFFになります。
| 商品 | 通常価格 | お米会員価格 |
|---|---|---|
| 特選有機コシヒカリ白米5kg | 6,826円 | 6,484円 |
| 特選有機コシヒカリ玄米5kg | 6,329円 | 6,012円 |
| 特選有機コシヒカリ五分米5kg | 6,566円 | 6,238円 |
たとえば先ほどの「いきいきセット+牛乳+納豆」に、有機コシヒカリ白米5kgを4週間に1回追加すると、
16,060円+6,484円+約83円
で、4週間あたり約22,627円です。
つまり、ビオ・マルシェを「野菜宅配」として使うのか、「米や乳製品まで含めた食材宅配」として使うのかによって、月々の料金はかなり変わります。
1人暮らしから5人家族まで月額料金をシミュレーション
では、世帯人数ごとに考えるとどのくらいになるのでしょうか。
以下は自社便を使い、4週間を1か月として計算した一例です。
実際に必要な食材量は、年齢・食事量・外食頻度などで大きく異なります。「この人数なら必ずこの金額になる」という意味ではなく、料金感をつかむためのモデルとして見てください。
| 世帯 | 注文例 | 4週間の目安 |
|---|---|---|
| 1人 | ゆうきだいすきセット×4回 | 約11,243円 |
| 2人 | 多菜セット×4回 | 約13,243円 |
| 3人 | いきいきセット+牛乳+納豆を毎週 | 約16,143円 |
| 4人 | 多菜セット+卵+牛乳+納豆を毎週+白米5kg | 約24,387円 |
| 5人 | 多菜+ゆうきだいすきセットを毎週+卵+牛乳+納豆+白米5kg | 約35,547円 |
すべて年会費990円を12か月で割った約83円を含む試算です。野菜セット・登録商品・米は2026年8月15日に確認した公式価格を使用しています。
この表からも分かるように、人数だけで料金が決まるわけではありません。
たとえば一人暮らしでも料理を頻繁にする人なら多菜セットが合う場合があります。一方、2~3人家族でも外食が多ければ、毎週ではなく配送頻度を落としたほうが使いやすいでしょう。
プロジェクト資料では、配送を休んだり、隔週や4週間に1回などへ頻度を変更したりできると整理しています。
「毎週だと少し高い」という場合は、利用頻度を調整する考え方もあります。
たとえば多菜セットを4週間に2回だけ利用するなら、
3,290円×2回+約83円=約6,663円
です。
有機野菜を毎週すべて宅配でまかなうのではなく、「月2回だけ有機野菜を届けてもらい、足りない分はスーパーで購入する」という使い方もできます。
送料は自社便とヤマト宅急便で大きく違う
ビオ・マルシェの料金で特に注意したいのが送料です。
自社便の送料
自社便では、野菜セットを注文すると追加送料はかかりません。
野菜セットを注文せず、単品だけを購入する場合は1回880円(税込)です。
| 注文内容 | 自社便送料 |
|---|---|
| 野菜セットあり | 追加送料なし |
| 野菜セットなし | 880円 |
そのため、自社便エリアで毎週野菜セットを利用する人は、料金をかなり把握しやすい仕組みです。
ヤマト宅急便の送料
ヤマト宅急便は注文金額と野菜セットの有無によって変わります。
| 1回の注文金額 | 野菜セットあり | 野菜セットなし |
|---|---|---|
| 8,000円未満 | 605円 | 1,265円 |
| 8,000円以上 | 追加送料なし | 880円 |
たとえば多菜セット3,290円だけをヤマト宅急便で毎週利用すると、1回605円の追加送料がかかります。
4週間では、
(3,290円+605円)×4+約83円
となり、月額目安は約15,663円です。
同じ多菜セットでも、自社便なら約13,243円なので、4週間で約2,420円の差になります。
ビオ・マルシェを料金重視で検討するなら、「自宅が自社便エリアか」はかなり重要なポイントです。
冷凍商品・北海道・沖縄は追加送料にも注意
ヤマト宅急便で冷凍品を注文すると、通常送料に加えて冷凍送料495円(税込)がかかります。広島地区は1,155円です。
また、北海道は880円、沖縄は1,650円の地方追加送料があります。
そのため、北海道・沖縄で利用する場合や冷凍食品を頻繁に購入する場合は、野菜セットの価格だけで月額料金を判断しないようにしましょう。
ここまで見て、自社便の対象地域や自分の場合の送料まで確認したい方は、公式の入会ページで住所に応じた配送方法を確認できます。
年会費990円は高い?
ビオ・マルシェには年会費がありますが、2026年4月10日から5,500円から990円へ大幅に引き下げました。
月換算すると約83円です。
以前の年会費を掲載した比較サイトや口コミを見て、
「ビオ・マルシェは年会費5,500円もかかる」
と思っている方は注意してください。
現在の通常年会費は990円(税込)です。
月々の料金への影響は以前よりかなり小さくなっています。
ビオマルシェの料金を高いと感じやすい人
ここまでの価格を見ると、ビオ・マルシェが安い食材宅配とは言いにくいでしょう。
特に料金面で合いにくいのは、
- とにかく食費を最安にしたい
- スーパーの特売を中心に買っている
- 有機JASに特にこだわりがない
- ヤマト宅急便になり送料が毎週かかる
- 有機野菜を毎週それほど使わない
という人です。
有機JAS野菜を買うこと自体に価値を感じないのであれば、価格だけでスーパーと比較すると割高に感じやすいでしょう。
ビオマルシェの料金に納得しやすい人
反対に、
- 有機JAS認定の野菜を毎週食べたい
- 自社便を利用できる
- スーパーで毎回有機野菜を探す手間を減らしたい
- 牛乳・卵・納豆・米などもまとめて宅配したい
- 生産方法まで考えて食材を選びたい
という人なら、料金だけではなく利便性や商品基準まで含めて検討する価値があります。
ビオ・マルシェが取り扱う野菜はすべて有機JAS認定である一方、果物や加工食品を含む全商品が有機JASという意味ではありません。この点は分けて考える必要があります。
いきなり入会せず1,500円のお試しセットから判断できる
「月1万円以上払って続けられるか分からない」
という方が、最初から定期宅配へ入会する必要はありません。
ビオ・マルシェでは、通常会員価格3,290円の多菜セットに相当する旬の有機野菜を、初回限定1,500円(税込)で試せます。内容は8~9品目で、全国送料無料が基本です。一部離島では追加送料が発生する場合があります。
また、お試しセットは定期購入ではなく、自動的に宅配会員になることもありません。
料金が気になっているなら、まず1回届く野菜の量を確認し、
「これを毎週3,000円前後で買いたいと思えるか」
を基準に考えるのも一つの方法です。
まとめ:ビオマルシェの月額料金は約1.1万円からが目安
ビオ・マルシェの料金をまとめます。
野菜セットは1回2,790円~3,340円(税込)。自社便で毎週1回、4週間利用する場合、年会費を月割りすると約11,243円~13,443円が野菜セットだけの月額目安です。
現在の年会費は990円(税込)です。
一方、牛乳や納豆、卵、お米などをまとめて購入すれば、月1.5万~2万円以上になる家庭もあります。
さらにヤマト宅急便では追加送料がかかる場合があるため、料金を判断するときは、
「野菜セットの値段」
「追加商品の代金」
「送料」
「年会費」
の4つを合わせて確認しましょう。
特に自社便で野菜セットを利用できる人は追加送料がかからないため、料金体系が分かりやすくなります。
それでも「毎週続けるには高いかもしれない」と迷うなら、最初から定期宅配を決める必要はありません。
まず1,500円のお試しセットで、届く量や有機野菜の内容を確認してから判断できます。お試しセットは自動継続ではありません。
ビオ・マルシェの価格に納得できるか実際の野菜を見て判断したい方は、現在のお試しセットの内容と受付状況を確認してみてください。
